カテゴリー「昆虫(チャタテムシ)」の5件の記事

2009年2月14日 (土)

ケチャタテ科の1種(その3)

 今日は、またチャタテムシです。居たのは先日紹介した「ケチャタテ科の1種(その2)」と同じく、国分寺崖線下の四丁目に植えてあるミカンの木の葉裏で、日付も同じ今年(2009年)の1月19日です。
 色々な方向から撮ろうと、葉っぱをいじくり回している内に葉っぱが枝から取れてしまいました。その後、左手1本でその葉の方向を変えようとしてうっかり葉を落としてしまい、葉っぱに付いていたチャタテムシは行方知れずになってしまいました。そんな訳で、写真は3枚しかありません。
 3枚目の写真を見ると、M脈とCu1脈との間に横脈がある様に見えたのでチャタテ科かと思いましたが、最初の写真にはその様なものは見えません。やはり、先日と同じケチャタテ科(Caeciliusidae)に属すと思われます。
 例によって図鑑には該当する虫は見当たりませんでした。従って、今日の表題は、これまた例によって「ケチャタテ科の1種(その3)」です。何故か知りませんが、この辺りにいるチャタテムシは、ケチャタテ科の虫ばかりの様です。

04_090119_0_071
ケチャタテの1種.全体的に黒く、翅に斑紋を欠く
首(前胸)だけが妙に白い
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2009/01/19)

 このチャタテムシ、御覧の様に殆ど全身黒ずくめで、首(前胸)のところだけ妙に白いのが目立ちます。これまでにも黒っぽいチャタテムシは何回か紹介してきましたが、何れも翅に紋がありました。しかし、このチャタテムシの翅には斑紋が無く、一様に薄黒くなっています。
04_090119_0_056
斜めから見たケチャタテの1種
(2009/01/19)

 大きさを書き忘れました。体長は腹端が見えないので良く分かりませんが、翅端まで約4mm、前翅長は約3.3mmです。これまでに紹介したチャタテムシと較べると、翅端まで約5mmの「ケチャタテ科の1種?(チャタテムシ)」を除いて、大体みな同じ程度の大きさです。
04_090119_0_061
最初と同じ様な写真だが、写真はもう他に無いので出しておく
(2009/01/19)

 今日のチャタテムシを入れて、チャタテムシは全部で5種になりました。この冬だけで4種ですが、更にまだ紹介していない種があります。
 今までに紹介したこの5種、今見てみると何れもケチャタテ科ではないかと思われます。九学の日本産昆虫目録ではケチャタテ科に6属17種が登録されており、本州に棲息するのはその内の4属13種です。本州にたった13種しか居ないのに、この辺り(東京都世田谷区成城)で5種と言うのは一寸変な感じです。近くには「神明の森・みつ池特別保護区」があるとは言え、基本的には住宅地の中の小さな林に過ぎません。まだ紹介していないチャタテムシもケチャタテ科に属すと思われますので全部で6種、6/13と言えば、殆ど1/2です。本州に棲息するケチャタテの半分近くがこの辺りに居るとはとても考えられません。何処か基本的な間違いを犯しているのではないか、と不安になります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年2月 2日 (月)

ケチャタテ科の1種(その2)

 前回の冬は「三丁目緑地」で撮ったヨコバイ類(例えばヒメヨコバイ3種)が多かったのですが、今度の冬は四丁目の国分寺崖線下で撮影したチャタテムシが多くなりそうです。
 ・・・と言うことで、今日は「ケチャタテ科の1種(その2)」を紹介します。チャタテムシ目の検索表は、本当は顕微鏡的な細部が分からないと正しく引けないのですが、翅脈から判断してこれも先日のチャタテムシと同じくケチャタテ科(Caeciliusidae)に属すと思われます。これで四丁目で撮ったチャタテムシは3種になりました。

05_090119_0_090
ケチャタテ科の1種.体長は2mm強、翅端まで4mm弱
前翅長は3mm.ミカンの葉裏に居た
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2009/01/19)

 体長は2mm強、翅端まで4mm弱、前翅長は丁度3mmです。
 前回の冬に撮影した「チャタテムシの1種」によく似ています。何方も翅に紋様らしい紋様が無く、複眼は黄色をしています。また、翅脈の走り方も基本的に同一です。先日の「ケチャタテ科の1種」では、Cu1a脈(下の写真を参照)の湾曲が大きく後小室は半月形をしていましたが、この2種は何方もCu1a脈が余り内側に曲がらず、後小室の幅が細くなっています。
05_081130_2_075ae
横から見た図.この個体だけは同所に居た別個体
撮影したのは他の写真より50日も前
(2008/11/30)

 しかし、今回の「ケチャタテの1種(その2)」が全身淡褐色なのに対し、「チャタテムシの1種」の方は、触角の大部分、翅の基部と前縁脈、前胸背の瘤の部分等がかなり濃い褐色になっています。また、頭部と胸部の幅が明らかに異なります。前者では複眼の間隔が複眼径の1.5倍位あるのに対し、後者では複眼径よりも狭くなっています。また、胸部の縦横の比率を計ると(写真からでは少し難しいのですが・・・)、前者では幅は長さの1.4~1.5倍、後者では約1.2倍となります。
 チャタテムシでは一般に雄は雌よりも複眼が大きい様なので、雌雄の差である可能性もありますが、ここでは一応別種としておきます。
05_090119_0_081
ほぼ横から見た図.この写真では後小室が見難い
(2009/01/19)

 居たのは「四丁目緑地」近くの休耕地の様な所に植えてあるミカンの葉裏です。先日紹介したキタモンヒゲブトキモグリバエが居たのと同じ木で、この木は葉が密生しており、日当たりが良く、また、風が余り当たらないせいか、色々な虫が葉裏で越冬している様です。今後紹介予定のチャタテムシも皆このミカンの木の葉裏に潜んでいました。
05_090119_0_097
正面から見た図.腹眼の間隔が広い
相変わらず漫画的な顔!!
(2009/01/19)

 九州大学の日本産昆虫目録を参照すると、ケチャタテ科には6属17種が登録されており、その内の4属13種が本州に棲息しているとのことです。たった13種しか居ないのですから、種名が分かっても良さそうなものですが、今のところ文献が手元に無く、種類を判別出来ません。少し真面目になって文献を探してみる必要がありそうです。
05_090119_0_104
斜め上から見てもやはり漫画的な顔
(2009/01/19)

 最近購入した「Borror and Delongs's Introduction to the Study of Insects」に拠ると、ケチャタテ科の(大部分の)虫は広葉樹や針葉樹の葉を住処としており、多くは長翅型ですが、一部の腐植土に棲息する種には長翅型と短翅型の雌が居るそうです。
 チャタテムシ類は基本的にカビ食です。この冬になって紹介したチャタテムシが居た場所は、何れも「神明の森・みつ池特別保護区」の端から200mも離れていません。神明の森は、清水の湧き出している所が数箇所もある相当に湿っぽい森です。四丁目の国分寺崖線下にチャタテムシが多いのは、或いは、この神明の森に生えているカビで育ったチャタテムシが、越冬の為に、もっと日当たりの良い場所に逃げて来たからなのかも知れません。
05_090119_0_108a
虫が葉裏を移動したので、もう一度葉をひっくり返したとき
指で潰しそうになってしまった.この後チャンと翅を畳んで
歩いて行ったので、多分命には別状無かったと思う
(2009/01/19)

 どうも最近はすっかりチャタテムシが気に入ってしまった様です。まだ僅か4種しか紹介していませんが、「昆虫(チャタテムシ)」と言うカテゴリーを作りました。
 1つは「昆虫(その他)」が増え過ぎたのと、「チャタテムシ」の検索で来訪される方が多いせいでもあります。今後、どれだけ増えるか、楽しみにしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年1月20日 (火)

ケチャタテ科の1種?(チャタテムシ)

 今日から、漸くこのWeblogの更新が出来る様になりました。
 実は、昨年の暮、大晦日の夜から左足が少しおかしく、数100メートル以上は歩けなくなりました。元旦、2日はまだ大したことはなかったのですが、3日の昼前に突然痛みの為にソファーから起き上がることが出来なくなってしまいました。幸い、鎮痛消炎剤を持っていたのと、医師である友人の助けで某大学病院の救急センターに行きましたが、救急センターでは詳しい検査をすることが出来ず、5日の月曜日にタクシーで某病院の整形外科に行き、MRIで精密検査したところ、椎間板ヘルニア+脊椎管狭窄症であると診断されました。
 昨年撮った写真は、まだ沢山あります。しかし、やはり新年早々に旧年中の写真を出すのは何とも憚られます。どうしても新年第1回目は今年撮った写真にしたい・・・。
 その後1週間程で痛みは何とか取れましたが、左足の脱力感と痺れは残り、近くの商店街に買物に行くことは出来ても、虫を撮りに行く程の長距離を歩く自信はありませんでした。しかし、その後次第に良くなって来ましたし、昨日はとても暖かかったので、思い切って「4丁目緑地」付近に出掛けてみました。途中に位置する「三ツ池緑地」や「四丁目緑地」では何も撮影出来ませんでしたが、近くの農地の辺りで数種の虫を何とか撮ることが出来ました。
 今日はその中から、チャタテムシの1種を紹介します。どうも、この「四丁目緑地」付近にはチャタテムシがかなり棲息している様です。

03_090119_1_125
ケチャタテ科の1種?.翅端まで約5mmとかなり大型
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2009/01/19)

 一見したところ、昨年12月に掲載した「チャタテムシの1種(その2)」に似ています。しかし、先ず大きさが違います。「その2」の方は翅端まで3.5mmしかありませんでしたが、今日のチャタテムシは5mm近くもあります。今まで見たチャタテムシの中では最大です。
03_090119_1_147
頭部と触覚は褐色(2009/01/19)

 また、色も今日のチャタテムシはかなり赤茶色を帯びており、特に頭部と触覚は明らかに褐色をしています(「その2」では黒色)。
 大きさや色には個体変化があります。しかし、頭部の形が明らかに違いますし、翅脈の走り方も異なります。別種であるのは確実です。
03_090119_1_149
チャタテムシにしては漫画的でなくキツイ顔
(2009/01/19)

 「その2」の方は、少し絞り気味で撮ったのと虫が小さかったので、翅脈その他の細部がよく分からず科すら不明でした。しかし、今回は虫が少し大きく、また、解像度を上げて撮りましたので、翅脈がかなりハッキリと写っています。
 チャタテムシ目の検索表を引くには、触角と付節の節数が分かる必要があります。残念ながら、これらをこの写真から判断するのは無理な様です。しかし、研究社の図鑑には翅脈の図が載っており、これと北隆館の圖鑑にある検索表と併用すると、このチャタテムシはケチャタテ科(Caeciliusidae、Caeciliidae?)に属すのではないかと思われます。
 そうだとすると、先日紹介した「その2」の方もケチャタテ科かも知れません。
03_090119_1_136
なまはげの仮面の様な顔とも言える
(2009/01/19)

 九州大学の目録を見ると、ケチャタテ科には17種しか登録されて居らず、その内本州に産するのは13種です。しかし、何れの図鑑にも該当する種は見当たりませんでした。
 本当にケチャタテ科なのかにも多少の不安があります。其処で、今回は「ケチャタテ科の1種?」として置くことにしました。
03_090119_1_134
もう1枚正面から(2009/01/19)

 このチャタテムシが居たのはビワの葉裏です。昨年も「三丁目緑地」内にあるビワの葉裏で越冬中の様々な虫を撮影しました(例えばホシヒメヨコバイヒメヨコバイ3種、他)。写真を見てお分かりの通り、毛がモジャモジャ生えています。この毛の御蔭で暖かいのか、或いは、掴まり易いのかは分かりませんが、越冬する虫にとっては都合の良い場所の様です。
03_090119_1_144
翅脈がかなりハッキリ見える
(2009/01/19)

 実は、昨年の晩秋に、今日と同じ種類のチャタテムシがミカンの葉に産卵するところを撮影しています。順序から言えば、この産卵の方が先だったのですが、何分にも新年第1回目は今年撮った写真に限ると決めていたので、此方の方が先になりました。
03_090119_1_129
オマケにもう1枚(2009/01/19)

 これで「新年第1回目に今年撮った写真を掲載するの義務」は果たしました。画像倉庫の中には、昨年撮った写真がまだまだ沢山残っています。今後は掲載の頻度を高めて、昨年撮った写真もどんどん出して行くことにします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年12月10日 (水)

チャタテムシの1種(その2)

 チャタテムシはこの辺り(東京都世田谷区西部)では余り見かけない虫です。体長は最大でも1cmを越えませんから目に付き難い虫ですが、屡々葉裏や樹皮を調べているにも拘わらず、これまでに見付けたチャタテムシは、前回の冬に掲載した「チャタテムシの1種」と、我が家に植えてある月桂樹の葉裏に居た「チャタテムシの1種」の合計2種だけでした。ところが、この冬は「四丁目緑地」とその付近で既に数種を見付けてしまいました。今日紹介するのは、「「四丁目緑地」に生えているアオキの葉裏に居たものです。
 例によって、虫が小さ過ぎるのと翅脈が良く見えないので、検索表を辿ることが出来ません。残念ながら、種名はおろか科も不明です。「チャタテムシの1種(その2)」とする以外ない様です。

01_081206_044
チャタテムシの1種.アオキの葉裏に居た
翅が少し歪になっている
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/12/06)

 翅端まで3.5mm、体長は腹部が翅に隠れていて良く分かりませんが、この手のチャタテムシは翅が長いので恐らく2mm程度でしょう。もう越冬態勢に入っているのか、留まっている葉っぱをひっくり返したり、ストロボを盛んに焚いても全然反応しませんでした。
01_081206_048
横から見たチャタテムシの1種.頭の前にあるのは葉の中肋で
これを除外する為に些か拡大し過ぎになっている
(2008/12/06)

 チャタテムシは日本全国で僅か100種程度しか記録されていない小さなグループです。普通は余り馴染みのない虫だと思うのですが、このWeblogの過去4ヶ月分のページ別アクセス数で第1位になっているのは、何と、前回の冬に撮った「チャタテムシの1種」です。訪問者数で約7%の方がチャタテムシを参照されています。訪問される方の目的が、害虫駆除のなのか、或いは、見付けたチャタテムシの名前を知りたいが為なのかは良く分かりませんが、何れにせよ、お役に立てないのは残念です。
01_081206_052
反対側から見た図(2008/12/06)

 一部のチャタテムシは、屋内害虫とされています。該当するのは、コチャタテ科やコナチャタテ科の翅のない小型のチャタテムシです。写真の様な翅のある大きめのチャタテムシは屋内に棲むことはなく、人間の生活とは無縁のところで生きています。
01_081206_054
真っ正面から見た図.手前にあるのは葉の中肋
細かい糸が沢山写っているが、蜘蛛の糸か
チャタテムシの糸かは不明
(2008/12/06)

 屋内に棲むチャタテムシは、穀物の粉や麺類などの貯蔵食品、皮、書籍、畳その他の湿り気のある場所で繁殖するとのことです。
 カツオブシムシ(例えばヒメマルカツオブシムシ)やイガ(衣蛾)などの屋内害虫は、乾燥した蛋白質を餌とするので、蛋白系乾燥食品や標本類、絹や毛の繊維製品などを直接食害します。これに対して、チャタテムシは基本的に食菌性か食藻性で、皮や紙などを餌にするのではなく、その表面に生じた黴を食べているのです。チャタテムシが発生するのは、其処に住む人間が湿度の管理を怠って黴を生じさせたのが原因であって、チャタテムシを悪者扱いするのは八つ当たりに近く、不当と言えるでしょう。繁殖したカビを食べてくれるのですから、寧ろ益虫と言えるのではないでしょうか。
01_081206_063
斜めから見た図.葉の中肋が何とも邪魔
(2008/12/06)

 何枚かの写真には、蜘蛛の糸のようなものが写っています。チャタテムシは産卵した後に、卵を被う様に糸を吐きます。この糸が蜘蛛の糸なのか、チャタテムシの糸なのかは分かりませんが、別の種類と思われるチャタテムシが卵を保護する為に糸を吐いているところも撮影しました。近々紹介する予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月25日 (金)

チャタテムシの1種

 成城の「三丁目緑地」は国分寺崖線上に有り、その中に湧水が2個所あります。南東の湧水は、スーパーのオーケーストアの対面にあり、崖線下に沿った道からも少し見えますが、北西のはマンション(元は林野庁の宿舎)の裏になっていて分かり難いところにあります。
 この北西の湧水の横に若いタラヨウが1本生えています。葉を傷付けるとその部分が変色して残るので、かつては経文をその葉裏に書いたとのことで有名な木です。タラヨウはモチノキ科の植物ですが、少し離れてみるとタイザンボクに似ており、高さもタイザンボク程度になります。自然分布は静岡県以西とされており、この国分寺崖線上にある林の中で見付けたときは少し驚きましたが、きっと人工的に植えられた樹から鳥が種子を運んできたのでしょう。
 このタラヨウの葉裏に色々な虫が居ました。普通、葉裏で越冬している虫は、地面に近い所にある葉の裏に居るのですが、このタラヨウの場合は一番低い位置にある葉が高さ1.5m位で、高さ2m位の所にも虫が居ました。何れも5mmに満たない小さな虫なので、それ以上の高さにも居るか否かは分かりませんでした。
 今日は、そのタラヨウの葉裏にいた虫の中からチャタテムシの一種を紹介します。

_080114_025
タラヨウの葉裏に張り付くチャタテムシの1種.複眼が黄色
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/01/14)

 このチャタテムシ、体長わずか2mm、翅端まで3.5mm、屋外に棲むチャタテムシとしてはかなり小さい方です。
 実を言うと、チャタテムシを見るのは初めてです。もう少し大きく幅もある虫だと思っていたので、チャタテムシだと分かるのに少し時間がかかりました。
_080114_038
横から見たチャタテムシ.翅脈はアブラムシに一寸似ている
(2008/01/14)

 小さいにも拘わらず、今日の写真は拡大率を少し大きくしてあります。一寸無理をし過ぎた感があるのは否めません。
_080114_042
前から見たチャタテムシ(2008/01/14)

 5頭位見付けましたが、探せばもっと居るでしょう。種名は残念ながら分かりません。Internetで検索してもこの様な複眼の黄色いチャタテムシは見つかりませんでした。
 体形はホソチャタテによく似ていますので、ホソチャタテの近縁種だと思います。
_080114_043
葉裏を歩き回るチャタテムシ(その1)
(2008/01/14)

 チャタテムシは以前はチャタテムシ目に属すとされていましたが、最近ではシラミやハジラミと一緒に咀顎(そがく)目に入れられており、チャタテ亜目、コチャタテ亜目、コナチャタテ亜目の3亜目に分けられています。室内害虫として知られているのはコチャタテ亜目やコナチャタテ亜目に属し一般に無翅ですが、ここで紹介した様な屋外のチャタテムシはチャタテ亜目所属で有翅です。
_080114_055
葉裏を歩き回るチャタテムシ(その2)
(2008/01/14)

 タラヨウの葉裏には、このチャタテムシの他に、キノコバエの類2種、小型の一寸見ただけでは科の分からないハエ数種、ヒラタアブの蛹に寄生するコバチによく似たハチ、蝶の様な棍棒状の触角を盲人の杖の様にして歩く見たことのないハチ等の小昆虫が居ました。横に湧水があるので、湿った所を好む虫が多いのかも知れません。面白いことに、ヤツデやビワの葉裏に居たヨコバイの類は1頭も見ませんでした。
 大きさも小さく、正確な種類が分からない虫ばかりですが、その内紹介するかも知れません。

| | コメント (0)