ケチャタテ科の1種(その3)
今日は、またチャタテムシです。居たのは先日紹介した「ケチャタテ科の1種(その2)」と同じく、国分寺崖線下の四丁目に植えてあるミカンの木の葉裏で、日付も同じ今年(2009年)の1月19日です。
色々な方向から撮ろうと、葉っぱをいじくり回している内に葉っぱが枝から取れてしまいました。その後、左手1本でその葉の方向を変えようとしてうっかり葉を落としてしまい、葉っぱに付いていたチャタテムシは行方知れずになってしまいました。そんな訳で、写真は3枚しかありません。
3枚目の写真を見ると、M脈とCu1脈との間に横脈がある様に見えたのでチャタテ科かと思いましたが、最初の写真にはその様なものは見えません。やはり、先日と同じケチャタテ科(Caeciliusidae)に属すと思われます。
例によって図鑑には該当する虫は見当たりませんでした。従って、今日の表題は、これまた例によって「ケチャタテ科の1種(その3)」です。何故か知りませんが、この辺りにいるチャタテムシは、ケチャタテ科の虫ばかりの様です。
ケチャタテの1種.全体的に黒く、翅に斑紋を欠く 首(前胸)だけが妙に白い (クリックで拡大表示、以下同じ) (2009/01/19) |
このチャタテムシ、御覧の様に殆ど全身黒ずくめで、首(前胸)のところだけ妙に白いのが目立ちます。これまでにも黒っぽいチャタテムシは何回か紹介してきましたが、何れも翅に紋がありました。しかし、このチャタテムシの翅には斑紋が無く、一様に薄黒くなっています。
斜めから見たケチャタテの1種 (2009/01/19) |
大きさを書き忘れました。体長は腹端が見えないので良く分かりませんが、翅端まで約4mm、前翅長は約3.3mmです。これまでに紹介したチャタテムシと較べると、翅端まで約5mmの「ケチャタテ科の1種?(チャタテムシ)」を除いて、大体みな同じ程度の大きさです。
最初と同じ様な写真だが、写真はもう他に無いので出しておく (2009/01/19) |
今日のチャタテムシを入れて、チャタテムシは全部で5種になりました。この冬だけで4種ですが、更にまだ紹介していない種があります。
今までに紹介したこの5種、今見てみると何れもケチャタテ科ではないかと思われます。九学の日本産昆虫目録ではケチャタテ科に6属17種が登録されており、本州に棲息するのはその内の4属13種です。本州にたった13種しか居ないのに、この辺り(東京都世田谷区成城)で5種と言うのは一寸変な感じです。近くには「神明の森・みつ池特別保護区」があるとは言え、基本的には住宅地の中の小さな林に過ぎません。まだ紹介していないチャタテムシもケチャタテ科に属すと思われますので全部で6種、6/13と言えば、殆ど1/2です。本州に棲息するケチャタテの半分近くがこの辺りに居るとはとても考えられません。何処か基本的な間違いを犯しているのではないか、と不安になります。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




























最近のコメント