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2010年3月15日 (月)

マルトビムシの1種

 虫の写真を撮っているとき、別の虫が近くにやって来て、一緒に写り込むことがあります。撮影中は焦点合わせに神経を集中していますし、ファインダーから覗く像は焦点深度が浅いので、中々その存在に気が付かないものです。しかし、時に気が付くこともあります。
 今日紹介するのは、今年の1月に掲載したナガケチャタテを撮影しているとき、横から入って来た虫です。この時は、ファインダーの隅にチョコチョコ歩く腹の丸い黒っぽい虫が居るのに気が付いていました。チャタテムシの幼虫かと思いながらも、先ず、ナガケチャタテの方をシッカリ撮ってからでないと虻蜂取らずになると思い、その撮影に専念していたところ、いつの間にか居なくなっていました。
 当然、この横から入って来た虫に焦点を合わせることはなかったのですが、家に帰ってから写真を見ると、偶然にも、ナガケチャタテから外れて、横に居た虫の方に焦点が合っている写真がありました。
 良く見ると、チャタテムシの幼虫ではありません。マルトビムシ科(Sminthuridae)の1種でした。

00_100108_053
ナガケチャタテと一緒にタラヨウの葉裏に居たマルトビムシ科の1種
チャタテムシから焦点が外れてトビムシに合ってしまった
左下にカイガラムシの様な妙なものが写っている
(写真クリックで拡大表示)
(2010/01/08)

 体長は、約1.2mm。種は分かりませんが、北隆館の圖鑑に載っているマルトビムシ科の多くは1.3mm以上ですから、まだ幼虫なのかも知れません。チャタテムシの幼虫とは異なり、胸部は短く、その体節や腹部の体節(第4節まで)は融合して一つになっています。
 普通の昆虫とは、眼が一寸違って見えます。トビムシ類の眼は、種によって異なりますが、最大8個の小眼からなり、眼斑と呼ぶのだそうです。見た感じは、昆虫よりもムカデやヤスデの眼に似ています。
 この虫が居たのは、「三丁目緑地」に生えているタラヨウの葉裏です。トビムシが葉裏に居ると云うのは一寸意外でしたが、Webで調べてみると、マルトビムシには葉裏で見付かる種類が結構いる様です。まァ、捕食性のトビムシも居るそうですから、トビムシにも色々あるのでしょう。
00_100108_053p
上の写真の部分拡大.普通の昆虫とは眼が違う
(拡大してピクセル等倍)
(2010/01/08)

 今日は時間がないので、写真の少ないもので済ませました。このところ毎日更新しています。これは非常に珍しいことです。今日で連続9日ですが、果たして何日まで続くでありましょうか。

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