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2010年1月18日 (月)

ヒシモンナガタマムシ?

 ケヤキの樹皮下には色々な虫やクモが潜んでいます。これまでにも、キンイロエビグモ ウスキホシテントウキハダカニグモヒメコバネナガカメムシメダカチビカワゴミムシトビムシの1種セスジナガキマワリトビイロクチキムシ等を掲載してきましたが、今日は、越冬中のナガタマムシの1種を紹介します。

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ケヤキの樹皮下にいたヒシモンナガタマムシ?.体長約7.5mm
(写真クリックで拡大表示)
(2010/01/15)

 「三丁目緑地」の国分寺崖線の上部に当たる場所に生えているケヤキの木に居ました。体長は約7.5mmですから、ナガタマムシ(Agrilus属)としては普通の大きさです。
 私は、どうもこの手の虫は苦手です。Agrilus属には、九州大学の日本産昆虫目録で85種、東京都本土部昆虫目録でも25種が記録されており、しかもよく似た種類が多いのです。ケヤキに寄生する種類だけでも何種類もありますし、また、ケヤキの樹皮下で越冬してたからと言って、必ずしもケヤキに寄生する種類とは限らないでしょう。
 しかし、このナガタマムシには鞘翅のやや後側に菱形の黒っぽい部分があり、また、全体の色合いが茶色を帯ています。この様な特徴を持つのは、どうやらヒシモンナガタマムシ(Agrilus discalis)の様です。保育社の甲虫図鑑を見ると、この種は「エノキ、ムクノキ、ケヤキなどにつく」とあり、この点でも一致します[追記参照]。
 残念ながら、甲虫図鑑の解説には形態に関する記述は全くありません。ややこしいグループでもあり、絵合わせだけでは些か不安が残りますので、「ヒシモンナガタマムシ?」と「?」を付けておくことにしました。
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横から見たヒシモンナガタマムシ?
(写真クリックで拡大表示)
(2010/01/15)

 肩くらいの高さのやや窪んだ場所に居た為、余り色々な方向から撮ることが出来ませんでした。そんな訳で、今日の写真は3枚しかありません。
 同じ場所に、コバチの1種が1頭居ました。撮影中、ナガタマムシは全く動きませんでしたが、このコバチの方はストロボの光に驚いたのか彼方此方と歩き回り、ナガタマムシと「睨めっこ」する様な場面(下)もありました。
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同じ樹皮下に居たコバチの1種と睨めっこ
(写真クリックで拡大表示)
(2010/01/15)

 ケヤキの樹皮下には、チビタマムシの1種も潜んで居ました。近日中に紹介する予定です。

[追記] この記事は、当初表題を「ナガタマムシの1種」としていましたが、yamasanae氏よりヒシモンナガタマムシに一票というコメントを頂きました。検討の結果、ヒシモンナガタマムシの可能性が強いので、「ヒシモンナガタマムシ?」と表題を改め、関連する本文も必要に応じて書換えました。(2010/05/30)

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コメント

yamasanaeさん

 コメント有り難う御座いました。
 どうもこの手の虫は苦手意識が強く、実は、余りキチンと検討しておりませんでした。確かにヒシモンの特徴を持っています。しかし、図鑑の解説に形態の記述がないので絵合わせだけでは些か不安があり、「?」を付けて「ヒシモンナガタマムシ?」としておきました。また、それに合わせて、本文も若干書き換えました。

投稿: アーチャーン | 2010年5月30日 (日) 07時58分

最近、ヒシモンナガタマムシを見ましたが、ケヤキなどの葉を食べるそうです。やや黒っぽいとは思いますが、絵合わせで、これに一票です。

投稿: yamasanae | 2010年5月28日 (金) 17時39分

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