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2009年1月30日 (金)

ハナイバナ

 先日掲載したシロノセンダングサが生えていた場所(四丁目の国分寺崖線下)には、その他にも色々の花が咲いていました。今日はその中からハナイバナ(Bothriospermum tenellum)を紹介します。

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ハナイバナ.些か頼りのない植物で斜上する
花は何処にあるのか分からない位小さい
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/11/22)

 ムラサキ科の在来種で、高さ10~30cm程度の背の低い雑草です。花は小さく直径2.5mm前後しかありません(図鑑では径3mm)。最近、このいう小さい花を見ると、何故か「撮ってやろうじゃないか」と言う気になってしまいます。「マクロ屋」の習性と言えるかも知れません。
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もう少し近づいてみる(別個体)
花は小さいが果実はかなり大きい
(2008/11/22)

 撮影したのは、シロノセンダングサと同じ11月の中頃です。図鑑に拠ると、花は3月から12月にかけて咲く、とありますから、厳冬期を除いて1年中咲いていることになります。但し、多年草ではなく、「1-越年草」だそうです。
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上の個体の拡大(2008/11/22)

 花の色は、写真を撮っている時は白だと思っていたのですが、写真を拡大してみると、僅かに青を帯びていました。花が小さ過ぎると、色が良く分からなくなるのでしょうか。
 花は小さいのですが、写真でお分かりの通り、花後に萼片も花柄も成長し、花よりもずっと大きな果実を着けています。
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ハナイバナの花.確かに葉に包まれて咲いている
(2008/11/22)

 和名のハナイバナは、何処で切ったら良いのか一寸分かり難い名前です。調べてみると、ハナイバナは漢字で書くと「葉内花」で、葉に包まれて咲くのでその名がある、と多くの植物関連サイトに書かれています。「イバナ」と言う植物は探しても見つからないので、「ハナ・イバナ」は無理な様です。
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花をもう少し拡大.拡大してみると少し青味を帯びている
撮影中には分からなかったが、花の上にゴミが乗っている
(2008/11/22)

 小さな花ですが、良く見てみると、ワスレナグサに似ています。ワスレナグサもムラサキ科ですから、花の大きさや色は違っても、その基本構造は大して違わないのでしょう。
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殆どピクセル等倍.花弁が少し汚れているが
撮影中には気が付かなかった.左上にある
茶色のものは萎れた花弁であろう
(2008/11/22)

 このハナイバナの様に、小さくても結構綺麗な花を着ける雑草は、この辺り(東京都世田谷区西部)にも沢山あります。このWeblogの植物部門は昆虫と較べるとかなり低調ですが、こう言う雑草を取り上げるならば、暫くは安泰です。

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