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2008年10月 8日 (水)

アオオビハエトリ(捕食)

 今日は、一寸気分を変えて、ハエトリグモを紹介します。アオオビハエトリが獲物を捕まえているところです。
 アオオビハエトリは外観はハエトリグモの形をしていますが、普段は絶えず第1歩脚を振り上げて触角の様に振り回すので、遠くから見るとアリにかなり似た感じになります。しかし、今日の写真は、全部獲物を咥えた状態ですから、その感じは分からないと思います。「手ぶら」のアオオビハエトリはもう一つのWeblogに掲載してありますので、普段の状態を御覧になりたい読者はこちらをどうぞ。

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クロオオアリを捕まえたアオオビハエトリ.体長は7mm程度
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/08/19)

 ハエトリグモの形をしているのに、動きはアリグモみたいなクモです。しかし、アリグモもハエトリグモ科ですから、普通のハエトリグモとアリグモの中間的な存在と言えるかも知れません。
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クロオオアリを捕らえたアオオビハエトリ(その2)
(2008/08/19)

 掴まっているアリは、色艶と大きさからしてクロオオアリだと思います。脚を伸ばしきっていますから、もう毒が回って絶命しているのでしょう。
 アオオビハエトリは専らアリを獲物としています。「蠅獲り蜘蛛」ではなく「蟻獲り蜘蛛」なのです。アリ的な行動を取るのも、アリに自分の仲間と思わせる為なのでしょうか。
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クロオオアリを捕らえたアオオビハエトリ(その3)
(2008/08/19)

 アリを主食にしているクモには、他にカニグモ科のトラフカニグモやセマルトラフカニグモ、ヒメグモ科のミジングモ類やクロササヒメグモ等があります。しかし、何れもアリとは全然似ていません。また、アリグモはアリに非常によく似ていますが(正面から見なければ)、アリは滅多に食べないそうです。生き物の世界は、人間の思うほど簡単には出来ていない様です。
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クロオオアリを捕らえたアオオビハエトリ(その4)
(2008/08/19)

 撮影場所は七丁目の第1家庭菜園(ファミリー農園)です。最初は葉の上に居たのですが、写真を撮るために色々葉っぱを掴んで角度を変えたりしている間に、地面に落ちてしまいました。或いは、自分から飛び下りたのかも知れません(糸を引いている様には見えませんでしたが・・・)。
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クロオオアリを捕らえたアオオビハエトリ(その5)
(2008/08/19)

 以前紹介したヒメオオメカメムシは、撮影中に獲物のハエを刺したまま花の上をグルグル逃げ回っていましたが、最後まで獲物を放しませんでした。このアオオビハエトリも、地面の上を逃げながらも、決して獲物を放そうとはしませんでした。「身に迫った危険」よりも餌の方が大事なのでしょう。
 しかし、ストロボの光を浴びたり、直ぐ近くにカメラのレンズが迫っても、実質的には何の危害もありません。棒で突っつかれる様な本当に危険な状態に陥ったら、獲物を放すかも知れません。
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クロオオアリを捕らえたアオオビハエトリ(その6)
(2008/08/19)

 前々から気にはしていたのですが、今年はまだ一度も植物を紹介していません。「成城の動植物」なのですから、次回は植物を紹介しようと思います。

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