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2008年10月 9日 (木)

ハゼラン


 今日は久しぶり、実に昨年の11月18日から約11ヶ月ぶりに、植物を紹介します。ハゼラン、「蘭」と付いてもスベリヒユ科の一年生草本で、七丁目の第1家庭菜園(ファミリー農園)の北端に群がって生えていました。


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ハゼランの若い穂先.花序がまだ開いていない

(クリックで拡大表示、以下同じ)

(2008/09/02)



 予想通り、日本の在来種ではなく、西インド諸島原産の帰化植物です。明治の初期に観賞用として導入されたものが逸出して、野生化したものだそうです。

 写真はありませんが、葉の多くは基部に近い部分に集中しており、其処から長い茎が伸びます。茎の上部では、上の写真の様に葉は疎らです。

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ハゼランの花穂.今にも開きそうな蕾が花穂の中に分散している

(2008/09/02)



 このハゼラン、かなり沢山生えており、また、今にも開きそうな蕾が無数と言っても良いほど沢山あったのですが、咲いている花は殆どありませんでした。

 開きそうな蕾は、花序の彼方此方に分散しています。上から咲くとか下から咲くと言った順序はない様です。

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花穂の拡大.上とは別の花穂

(2008/09/02)



 咲いている花は草むら全体の中にほんの数個で、多くの花穂には蕾は沢山着いていても咲いている花はありませんでした。家に帰って調べたところ、ハゼランには「三時草」とか「三時花」と言う別名があるそうで、午後の3時頃から開花するのだそうです。

 写真を撮ったのは3時少し前でした。もう30分か1時間遅ければ、開花した花を沢山見ることが出来たかも知れません。花穂に1つしか咲いていない花を遠くから撮っても仕方ないので、拡大写真を1枚だけ載せておきます。

 花の直径は6~7mmですから、ゲンノショウコよりかなり小さく、また、ニワゼキショウよりも更に小さい花です。

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ハゼランの花.時刻が早過ぎて殆ど咲いていなかった

(2008/09/02)



 咲いている花が少なかったせいで、花よりも果実の方がずっと印象的でした。稜が4本ある黄~赤の丸い実で、大きさは直径3mm位です。

 ハゼランと言う名前の由来は、調べてみると色々あり、「花が爆ぜる様に咲く」、「花序全体の姿が線香花火が爆ぜた様」、「実が爆ぜる」などがあります。しかし、この果実を見ていると、何となく、果実が爆ぜるのではないか、と言う気がして来ます。実際に実が爆ぜるのかは分かりませんが・・・。

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ハゼランの果穂.ハリカメムシが来ていた

(2008/09/02)



 ハゼランにはカメムシも来ていました。この時は花の写真を撮るのに注意を集中していたので、このカメムシをよく観察しませんでしたが、写真を見ると触角第1節がやや細く長いので、ホソハリカメムシではなく、ハリカメムシだと思います。


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ハゼランの果実は4稜あり、黄~赤色で丸く愛らしい

(2008/09/02)



 今日は久しぶりの植物でした。しかし、植物は今回限りではありません。もう他に数種類撮ってあります。今後、虫との間に挟みながら紹介して行きたいと思います。


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