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2008年10月13日 (月)

ハネナガマキバサシガメ


 もう10月も中旬に入り、兪々秋たけなわですが、まだ暑い頃に撮って掲載していない虫や植物が沢山残っています。もう時季外れになってしまいましたが、まァ、このWeblogは日記としての性格は余りありませんので、一つひとつ紹介して行きたいと思います。

 今日の主人公は、ハネナガマキバサシガメです。マキバサシガメ科に属す、体長8mm前後の細長い小さなカメムシです。「マキバ」が付いてもサシガメですから、小昆虫などを餌にする捕食者です。


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ハネナガマキバサシガメ.カスミカメに一見似るが、頭部が細長い

七丁目の第2家庭菜園で撮影.ストロボで翅が光ってしまった

(クリックで拡大表示、以下同じ)

(2008/09/08)




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三ツ池緑地で撮影したハネナガマキバサシガメ

翅端が少しボケているが、反射がないので翅の様子が良く分かる

(2008/07/05)



 肉眼で見ると、イネの害虫として著名なイネホソミドリカスミカメ(アカヒゲホソミドリカスミカメ)を一寸大きくして、色を灰褐色にした様な感じです。最初に見付けたのは7月上旬の「三ツ池緑地」で、その時はカスミカメムシの1種かと思いました。しかし、良く見ると頭部が随分と細長く、カスミカメムシ科とは違うことが分かります。

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イネ科の葉上を歩き回るハネナガマキバサシガメ

ジッとしていないので写真が撮り辛い

(2008/08/20)




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上と同じ個体の反対側.第2家庭菜園で撮影

(2008/08/20)



 非常に忙しいカメムシで、身繕いをしているとき以外は、中々写真が撮る機会がありません。イネ科の葉や穂に留まっているのを見付けても、直ぐに警戒して葉や穂を伝って先端まで行き、其処から飛んで逃げてしまいます。後を追いかけても、また、イネ科の葉などに留まり、先端へ行って飛ぶ・・・、の繰り返しです。「三ツ池緑地」では何回か見かけたのですが、最初の日を除いて、1枚もまともな写真が撮れないまま見失ってしまうのが常でした。

 その後、8月上旬に「三ツ池緑地」は除草されてしまいました。当然、虫はもう居ません。これは来年まで待たなければならないか、と思っていたところ、七丁目の第2家庭菜園(ファミリー農園)の脇に生えているイネ科の雑草の中にかなり沢山居るのを見付けました。それでもチャンと撮れないまま見失ってしまうことが多く、一通りの写真が揃うまでかなりの時間が必要でした。


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横から見たハネナガマキバサシガメ

身繕いの合間に撮った写真.第2家庭菜園

(2008/09/08)




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身繕いをするハネナガマキバサシガメ.触角をしごいている

三ツ池緑地で撮影(2008/07/05)



 ところで、「マキバサシガメ」の語源ですが、草原に多いサシガメなので「牧場刺亀」だと思っていたところ、口吻の形状に由来した「巻歯刺亀」だと言うサイトを見付けました。そこで、以前掲載したヨコヅナサシガメを見てみましたが、口吻はかなり曲がっており、このマキバサシガメと余り違わない様に思えます。

 しかし、正面から見ると(下の写真)、確かに先端が巻いている様にも見えます。マキバサシガメ科は口吻が4節で、サシガメ科は3節ですから、マキバの方が曲り易いのかも知れません。

 一通り図鑑や検索関係の書物も調べてみましたが、語源についての記述は見つかりませんでした。Wikipediaでも「牧場刺亀」としており、何方が正しいのか分からないままです。

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前から見たハネナガマキバサシガメ.第2家庭菜園で撮影

口吻の先端が巻いている様にも見える

(2008/08/20)



 現在、画像倉庫では完全に写真がだぶついています。文章は簡単にして掲載回数を増やす様、努力する必要がありそうです。


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