チャイロハバチの幼虫
今日は些か疲れ気味なので、また、写真1枚の虫で勘弁してください。
しかも、2年前に掲載した「ホシホウジャク(幼虫と成虫)」の幼虫と、同じ日に同じ場所(成城六丁目)で撮った写真で、何と、ホシホウジャクの幼虫の次のコマなのです。
非常に面白い形をした幼虫なので、是非掲載したいと思っていたのですが、何の幼虫だか幾ら調べても分かりませんでした。それが今日、一寸ハバチ類の幼虫を調べていたら、この幼虫の写真に出会したのです。チャイロハバチの幼虫でした。食草はヘクソカズラなので、ホシホウジャクと一緒に居た訳です。
![]() チャイロハバチの幼虫.食草はホシホウジャクと同じヘクソカズラ 腹脚が7対。腹脚が全部で6対以上ある芋虫はハバチの幼虫 頭部は左側、黒色で胸部の中に完全に隠れている (クリックで拡大表示) (2006/09/26) |
撮った時の記憶が不確かで、3~4cmはあったと思っていたのですが、実際はもっと小さかった様です(「日本幼虫圖鑑」には15~18mmと書かれています)。しかも、こんな妙な形をした幼虫は鱗翅目に違いないと思って形態をよく調べなかったのが、種類が分からなかった最大の原因です。
写真を良く見てみれば、腹脚が7対あります。これは明らかなハバチ幼虫の特徴です。鱗翅目幼虫の腹脚は最後尾の尾脚を入れても最大5対で、先日紹介した尺取り虫(フタナミトビヒメシャクの幼虫)などの様に尾脚を含めて2対に退化することもあります。私としては、「反省、反省・・・」ですが、やはり種類が分かったのは喜ぶべきでしょう。
このチャイロハバチ、成虫を調べてみると体色は茶色ではなく鮮やかな赤橙色で、複眼単眼は真っ黒、触角の先は黄色で、大変な美麗種です。こんなハバチはこの辺りでは、生まれてこの方、見たことがありません。あの時分かっていれば、連れて帰って飼育したのに・・・、と2年前のことを今悔しがっているところです。
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