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2008年9月16日 (火)

ウリハムシ

 これまでにウリハムシモドキクロウリハムシを紹介しましたが、今日は、その本家?とも言うべき、何も形容の付かないただのウリハムシを紹介します。
 このウリハムシは有名なウリ科植物の害虫です。ウリハムシモドキやクロウリハムシも害虫として認知されていますが、それらより「悪者度」がかなり高い様です。

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ウリハムシ.ウリ科植物の大害虫
七丁目の第2ファミリー農園で撮影
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/08/19)

 以前も書きましたが、名前に「ウリハムシ」と付いても、クロウリハムシはウリハムシと同じヒゲナガハムシ亜科のウリハムシ属(Aulacophora)に属しますが、ウリハムシモドキは、亜科は同じですが別属(Atrachya:和名不詳)になります。
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お腹が膨らんではみ出しているのは雌
(2008/08/19)

 撮影場所は七丁目の第2家庭菜園(世田谷区第2ファミリー農園)です。農園の中のウリ科栽培植物、例えば、キウリ、ズッキーニ、カボチャ(スイカも有ったか?)の周りには沢山居ましたが、それらの植物の無いところでは見ませんでした。クロウリハムシやウリハムシモドキがかなり色々な植物を食害するのに対し、このウリハムシは専らウリ科植物を餌としている様です。
 しかし、同じウリ科でもニガウリの周辺では全く見ませんでした。調べてみると、ニガウリにはある種のハムシ類に対する「摂食阻害物質」が含まれているのだそうです。
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頭部胸部は赤いが、鞘翅は黄褐色ないし金色を帯びる
(2008/08/19)

 かなり敏感な虫で、近づくと直ぐに飛んで逃げます。しかし、余り遠くへは飛びません。ウリ科以外の植物に居るのを見ることも多いですが、それは近くのウリ科植物から一寸逃げて来ただけで、やがて、ウリ科植物の方へ戻ります。
 成虫はウリ科植物の葉を食べ、幼虫はウリ科植物の根を食害するそうです。親子揃って、ウリ科の大害虫なのです。
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近づくと直ぐ逃げるのでウリ科植物以外の葉上にも居ることも屡々ある
(2008/08/19)

 写真ではやや赤褐色に見えます。しかし、肉眼的には真っ赤に近い感じがします。ウリハムシモドキよりもずっと色鮮やかで、こう言うと農業関係者には怒られるかも知れませんが、結構綺麗なハムシです。
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正面から見たウリハムシ.結構「悪辣」な顔
(2008/08/19)

 ハムシ類の顔は、中にはキベリクビボソハムシの様に愛嬌のある種類もいますが、一般に「獰猛」或いは「凶暴」な顔をしたものが多い様です。このウリハムシも結構キツそうな顔をしています。
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オマケにもう1枚(2008/08/19)

 やはり農園には農園に相応しい虫、即ち、農業害虫が居ます。今日のウリハムシや少し前に紹介したホソヘリカメムシ等はその典型ですし、昨日のクルマバッタモドキも農園の害虫である可能性が高い様です。
 しかし、七丁目の家庭菜園で一番害をなしているのは、恐らくオンブバッタでしょう。農園内にはシソがかなり沢山植えられていますが、オンブバッタに食べられて丸坊主に近くなっている株もあります。オンブバッタは、ハムシやカメムシとは違って、多少は人気のある虫なので、余り眼の仇にされないのかも知れません。

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