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2008年8月 8日 (金)

キアシマメヒラタアブ

 先日、ホソヒメヒラタアブと言う小さなヒラタアブを掲載しましたが、今日紹介するのはもっと小さいキアシマメヒラタアブです。「マメ」と付くだけあって体長は約4.5mm、体が黒っぽいので一見コハナバチの様にも見えます。尤も、虫に余り興味のない人の目には小さ過ぎて何も写らないでしょう。

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キアシマメヒラタアブの雌
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/07/10)

 撮影場所は「三ツ池緑地」ですが、この辺りでは何処にでも居るヒラタアブで、我が家の庭でも昨年撮影しています。しかし、個体数は余り多くは無い様です。
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腹部を屈伸するキアシマメヒラタアブの雄(2008/07/05)

 マメヒラタアブ属(Paragus)には、似た様な黒くて小さいアブが何種かいます。本来は交尾器を見ないと種の判別は難しいそうですが、この辺りに居るのはキアシマメだけの様なので、キアシマメヒラタアブとして置きました。かなり、いい加減な判断基準です。
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正面から見たキアシマメヒラタアブの雌(2008/07/10)

 5枚の写真の内、花を背景にしているのは雌、葉っぱの先端に留まっているのは雄です。他のハナアブ科のアブと同じく、雄では左右の複眼が接しています。
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雄の複眼は互いに接する(2008/07/05)

 このヒラタアブは、花に留まって花粉を舐めているときなど、周期的にお腹を曲げたり伸ばしたりしています。この様な行動はハナアブ類では屡々見られます。始めて見たときは、何をしているのか不思議でしたが、これは、腹部を伸縮することで気門からの空気の出入りを盛んにしているのだと思います。人間も呼吸に伴い胸(胸式呼吸)やお腹(腹式呼吸)が出たり引っ込んだりしますが、昆虫の場合は気管系を動かす筋肉がありませんので、空気の出し入れを盛んにするには、腹部を屈伸するしか方法がないのでしょう。
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身繕いをするキアシマメヒラタアブの雄(2008/07/05)

 先日、「三ツ池緑地」に行ってみたら、下草が全て刈られていました。まだ「三ツ池緑地」で撮った写真は残っていますが、あと2ヶ月位は此処での虫探しは無理な様です。

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