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2008年7月31日 (木)

ホソヒメヒラタアブ

 この辺り(東京都世田谷区)には、ヒラタアブ類がかなりの種類居ます。これまでにキタヒメヒラタアブナミホシヒラタアブホソヒラタアブマガイヒラタアブの4種を掲載していますが、その他にもまだまだ沢山います。今日は、その中から、ホソヒメヒラタアブを紹介します。
 実は、キタヒメヒラタアブとホソヒメヒラタアブは写真からは区別出来ません。外見は互いにソックリで、生殖器を見ないと分からないのです。しかし大きさが違い、キタヒメヒラタアブは8mm以上、ホソヒメヒラタアブは8mm未満だそうです。この写真のアブは体長約6mmですから、ホソヒメヒラタアブとしてまず問題ないと思います。

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ホソヒメヒラタアブ(雄).体長約6mm
雄は左右の複眼が接している
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/07/05)

 撮影場所は「三ツ池緑地」ですが、何処にで居るヒラタアブです。只、飛んでいるときは実際よりも少し大きく見え、紹介済みのキタヒメかも知れないと思うので、ついつい撮らずじまいになってしまうのです。
 この個体は場合は、特に小型だったので、ホソヒメに間違いあるまい、と考えて撮影した次第です。
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同一個体を横から.思ったよりも毛深い
(2008/07/05)

 虫の体長をどうやって計るかと言うと、虫を等倍で撮影し、以前にやはり等倍撮影してある物差しの写真と比較するのです。等倍撮影では被写界深度が非常に浅いので、2桁程度の精度はあると思います。
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非常に敏感で真正面撮ることが出来なかった
(2008/07/05)

 この時期、我が家のある住宅地の方では、ヒラタアブ類を見ることがありません。7~8月は、住宅地には居ないのです。しかし、国分寺崖線の林に接するところでは、真夏でも見ることが出来ます。
 ヒラタアブ類の幼虫はアブラムシを餌にします。一般にアブラムシは暑さに弱く、真夏はその数が減少するのですが、国分寺崖線の様な木の多いところでは、気温が住宅地よりも低く、アブラムシの数も多いのではないかと思います。
 また、アブラムシの中には季節により寄主転換するものがあります。この種のアブラムシの多くは、晩春に木本植物から草本植物に移動します。国分寺崖線付近に昔から生えている草には、アブラムシの宿主(二次宿主)となる種類が多いのかも知れません。
_080705_075
オマケにもう1枚(2008/07/05)

 最近は暑さの為、頭がボーとして文章が書けなくなる日があります。更新が滞った時は、暑さにやられたとお考え下さい。

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