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2008年7月 2日 (水)

ヒメウラナミジャノメ


 今日はヒメウラナミジャノメを紹介します。ありふれた蝶ですし、翅も少し傷んでいますが、このWeblogではまだ蝶を5種しか紹介していないので、掲載することにしました。

 撮影した場所は「四丁目緑地」です。しかし、国分寺崖線に沿った所では何処でも見かけるごく普通の蝶です。


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ヒメウラナミジャノメ.原画を拡大すると鱗粉まで見えるが

この倍率では一寸無理

(クリックで拡大表示、以下同じ)

(2008/05/22)



 このヒメウラナミジャノメ、不思議なことに我が家を始め、住宅地では最近見たことがありません。昔は普通に居たのですが・・・。今、住宅地にもいるジャノメチョウの仲間は、ヒメジャノメヒカゲチョウ、(サト)キマダラヒカゲの3種だけの様です。

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少し翅が傷んでいるが、完全無欠の個体は少ない(2008/05/22)



 ヒメウラナミジャノメを含め、これらの蝶はみなイネ科の植物を食草としています。しかし、ヒメウラナミジャノメは主に草原に生えるイネ科植物を食べるので、住宅地には棲み難いのかも知れません。

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ヒメウラナミジャノメはこの様に半分翅を拡げて止まることが多い

(2008/05/22)



 ジャノメチョウ類の幼虫は、その殆どが尾部に突起を2本持っています。中にはヒカゲチョウの様に頭にも角を持つ種類も居ます。体には縦縞が何本かあり、かなり特徴的な姿をしているのですが、未だに見たことがありません。その内、捜してみようと思っています。

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吸蜜中のヒメウラナミジャノメ(2008/05/22)



 昨年、一昨年の写真を整理していたら、写真があるにも拘わらず未掲載の儘になっている種類がかなりあることに気付きました。以前にも書きましたが、このWeblogは成城の動植物を紹介するのが目的で、日記としての性格は余りありませんので、今後、少し古い写真でも気にせずに掲載して行くことにします。


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