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2008年6月 3日 (火)

マドガ

 世田谷区立明正小学校に隣接する「三丁目緑地」には、かつて掲載したシャクチリソバの群落があります。時々、根元から刈られてしまいますが、強靱な植物なので、その程度ではへこたれません。今日は、その群落の中に居たマドガ(窓蛾)を紹介します。マドガ科に属し、日本には1属1種しか居ない、独特の姿をした蛾です。
 ヨコバイ類の写真を撮る為にシャクチリソバの群落の中に入って行った時、繁った葉っぱの下から飛び出してきました。しかし、シャクチリソバが幼虫の食草ではありません。食草は、キンポウゲ科のボタンヅルです。

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マドガ.開帳15mm程度の小型の蛾
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/05/19)

 写真は蛾が画面一杯になる様に拡大してあります。これを見るとかなり威勢の良い蛾の様に見えますが、実際は開帳15mm程度の小さな蛾です。しかし、白、黒、黄のコントラストが強く、かなり目立ちます。もし、これが開帳10cm近くもあったら、イボタガやオオミズアオの様に有名になったでしょう。
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正面から見たマドガ.翅の拡がりが格好良い(2008/05/19)

 マドガは昼行性で、花に吸蜜に来たり、地面に降りて吸水することもあるそうです。写真は全て葉の上に留まったところを撮っています。こういう、葉の表に留まる蛾は昼行性の様です。夜行性の蛾ならば、日中は葉の裏に逃げ込みます。
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斜め横から見ると、歌舞伎役者の様(2008/05/19)

 昔は、成城の町にも色々な蛾が居たのですが、最近は少なくなりました。夏になっても、街灯の周りで飛び回っている蛾を見ることはまずありません。余り沢山街灯に群れるのも困りものですが、全く居ないと言うのもかえって不気味な感じがします。

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