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2008年6月 7日 (土)

マガイヒラタアブ

 今回は久しぶりにアブの登場です。成城にもアブ類は色々居るのですが、最近はどうもカメムシやヨコバイ等の半翅目に押されて中々登場出来ない様です。
 今日紹介するのはヒラタアブの1種、マガイヒラタアブです。居たのは、前回のマドガと同じく、「三丁目緑地」にあるシャクチリソバの群落の中です。

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マガイヒラタアブの雄.雌は複眼間が広い
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/05/19)

 ヒラタアブ類は酷似種が沢山居て識別に苦労します。このマガイヒラタアブは、ヒラタアブとしてはやや大きめで体長10~12mm程度、大きさや模様はナミホシヒラタアブ、キイロナミホシヒラタアブ、ケヒラタアブ等とよく似ています。
 これらの内、ケヒラタアブは複眼に毛が生えているので区別できます。ナミホシヒラタアブは顔に黒色中条があるので区別されます。キイロナミホシヒラタアブは、マガイヒラタアブと同様、複眼に毛が無く、黒色中条もありません。
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横から見たマガイヒラタアブ.毛が多いが、複眼は無毛
(2008/05/19)

 マガイとキイロナミホシの違いは、前者では触角基部の黒色斑と額の黒色部分が繋がっているが、後者では繋がっていない、とのことです。写真(下、拡大してみてください)を見ると、この2つの暗色部分は連続していますので(白く光った部分はストロボの反射)、マガイヒラタアブと言うことになります。
 しかし、この2種が実際にどの様に異なるのかは、私には良く分からないのです。と言うのは、マガイは最近キイロナミホシから分けられた種類で、図鑑やInternetでキイロナミホシとされている写真の殆どはマガイらしく、キイロナミホシの正確な情報が手に入らないからです。
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正面からみたマガイヒラタアブ.顔面に黒色中条が無く、
触角基部の黒斑と額の黒色部分が連続している
(2008/05/19)

 良く分からないにも拘わらず、マガイヒラタアブとした理由は他にあります。「一寸のハエにも五分の大和魂 」と言う専門家も参加している有名な双翅目の掲示板に、「キイロナミホシヒラタアブ.この学名の種類は,稀に北海道で見られるだけで,普通に見られるのはマガイヒラタアブ Syrphus dubius Matsumura, 1918とされている」とあるからです。素人としては、これに従うしかありません。
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マガイヒラタアブの身繕い.ヒラタアブ類は首が良く回る
頭部は殆ど逆さになっている(2008/05/19)

 最近はどうも更新が滞っています。写真は有るのですが、色々分からないことが多く、調べるのに時間がかかってしまうのです。
 今後は、せめて1日おきに更新したいと思っております。

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