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2008年1月21日 (月)

ホシヒメヨコバイ

 今日はまた「三丁目緑地」の葉裏で越冬しているヨコバイを紹介します。ホシヒメヨコバイ、ヒメヨコバイ亜科に属す少し細長いヨコバイです。大きさは翅端まで約3mmと小さく、しかも細長いですから、肉眼では何だか良く分からない虫です。

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ホシヒメヨコバイ.ビワの葉裏に居た
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2008/01/11)

 拡大してみると、黄色と白が混ざり、黒が斑になっていて、中々綺麗。しかし、黒い斑の形や大きさにはかなりの変異があります。上の写真はその変異の真ん中辺りで、下の写真は黒斑の大きなもの、更にその下は黒斑が小さい個体です。
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ホシヒメヨコバイ.黒斑の大きな個体(2008/01/11)

 最初に見付けたのはビワの葉裏で、かなり沢山居ましたから、ビワに寄生するのかと思いました。しかし、先日紹介したクロスジホソサジヨコバイがヤツデの葉裏に沢山居たのと同じで、越冬場所は寄生植物とは関係ない様です。その他のヨコバイもビワの葉裏に潜んでいました。ビワの葉裏には毛が密生しているので、他の葉よりも少しは暖かいのかも知れません。
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ホシヒメヨコバイ.黒斑の小さい個体(2008/01/14)

 それではこのホシヒメヨコバイは何の植物に寄生するのかInternetで調べてみたところ、「各種広葉樹、特にヌルデ」と言う記述が沢山ありました。ヌルデは、昔はこの辺りでもごく普通でしたが、最近では余り見なくなった灌木です。
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横から見たホシヒメヨコバイ(2008/01/14)

 私はこれまで、冬に越冬している昆虫を探したことが殆ど無いので、今頃どんな虫が多いのかよく知りません。調べてみると、このホシヒメヨコバイは冬の葉裏に最も普通なヨコバイの様です。
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正面から見たホシヒメヨコバイ(2008/01/14)

 葉っぱの裏は昆虫の越冬場所の一つで、ヨコバイばかりでなく色々な昆虫が越冬しています。冬になっても意外と虫ネタが尽きないことに、我ながら少し驚いています。

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