« マルカメムシ | トップページ | トガリキジラミの1種 »

2007年12月12日 (水)

ホソヒラタアブ

 余り普通種だと、何となく掲載を躊躇してしまいます。もっと普通種だと撮影するのも気が進みません。
 今、これまでに掲載したチョウを調べてみましたら、たったの4種類なのに気が付きました。ナミアゲハ、クロアゲハ、モンシロチョウ、スジグロチョウ、キチョウ、ヤマトシジミなど、全然掲載していません。
 このホソヒラタアブも最普通種で、これまで写真に撮っていませんでした。しかし、このハナアブの1種もこの辺りの「住人」です。紹介しないのは不公平というものでしょう。

_071119_055
ホソヒラタアブ.腹部に細い横帯と太い横帯が
交互するのはこの種だけ
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/11/19)

 これは、7丁目の家庭菜園に居たものです。キクの園芸品種に来ていました。
 その辺り(7丁目)では、その他のヒラタアブ類と一緒に居る、と言う感じですが、我が家の様な駅に近い所では、晩春になるとヒラタアブと言えば、殆どはこのホソヒラタアブです。他には、クロヒラタアブが時々来る程度です。
_071119_043
翅を拡げて止まることが多いが、畳むこともある(2007/11/19)

 例によって空中静止も撮って置きました。ホソヒラタアブは、空中静止を撮るのには最も適した被写体の様で、余り動かず、非常に簡単に撮影出来ます。
_071119_049
空中静止しているところを真上から撮った
胸部と腹節前部には毛が多いことが分かる(2007/11/19)

 読者諸氏の多くは御存知とは思いますが、ヒラタアブ類の幼虫はアブラムシやハダニなどを捕食する「益虫」です。白い半透明な「蠕虫」で、アブラムシの多い所を探すと、テントウムシやクサカゲロウの幼虫等と一緒にアブラムシを血祭りに揚げているのが見つかります。まァ、蠕虫ですから表情は無く、余り可愛い虫とは言い難いところですが、中々綺麗な蠕虫です。その内紹介することもあるでしょう。
_071119_047
少し横から(2007/11/19)

 成虫は平和な存在で、専ら花粉なんぞを舐めています。成虫越冬ですから、冬になっても暖かい日には陽溜まりに出て来て、空中静止と移動を繰り返しながら漂っています。
 もうかなり寒くなって虫の姿も稀になって来ました。しかし、ヒラタアブ類はこれからも見かけることのある昆虫です。

|

« マルカメムシ | トップページ | トガリキジラミの1種 »

昆虫-1」カテゴリの記事

昆虫(双翅目)-1」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« マルカメムシ | トップページ | トガリキジラミの1種 »