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2007年12月10日 (月)

マルカメムシ

 最近掲載しているカメムシは、カスミカメムシ科やナガカメムシ科に属すカメムシばかりでした。しかし、今日紹介するのはカメムシ上科マルカメムシ科のマルカメムシです。
 体長は5mm弱、名前の通り丸いカメムシで、背側から見て丸いだけでなく、横から見てもかなり丸い、と言うか厚みのあるカメムシです。
 このマルカメムシは「四丁目緑地」にも沢山いて、主にエノコログサに付いていました。しかし、頭を穂に突っ込んでいて、見えるのはお尻ばかり。そこで、少し前(7月)に「三丁目緑地」で撮った写真を主に掲載することにしました。

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クズの蔓に集るマルカメムシ
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/07/24)

 マルカメムシは主にマメ科の植物に寄生するそうで、「三丁目緑地」ではクズ(葛)の蔓に集っていました。調べてみると、マルカメムシはこのクズがかなりお気に入りの様です。特にマメ科の畑作物の植わっていない都市近郊では、専らクズがマルカメムシの「主食」になっていると言ってもよさそうです。
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クズの蔓を歩くマルカメムシ(2007/07/24)

 こう言う厚みのある虫は、テントウムシも同じですが、写真を撮る方にとっては些か厄介な相手です。体全体を被写界深度内に収めるのが結構大変で、数枚撮らないと背中と頭の両方がキチンと写っている写真が1枚もないと言う事になります。
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同じくクズの蔓を歩くマルカメムシ(2007/07/24)

 カメムシの多くは成虫越冬します。種類によっては集団で越冬しますが、このマルカメムシもその習性を持っており、晩秋に大挙して家屋に押しかけることがあるそうです。布団に臭いが付いたりして大変らしいですが、この辺りでは虫の絶対数が少ないせいか、問題になったことは記憶にありません。
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横から見ると、クズの毛で非常に歩きにくいことが分かる(2007/07/24)

 最初に書いた様に、このマルカメムシは「四丁目緑地」にも沢山いて、そこでは専らエノコログサの穂に頭を突っ込んでいました。見えるのはお尻ばかりで何とも「アラレもない格好」ですが、1枚だけ掲載しておきます。
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マルカメムシの「アラレもない格好」(2007/10/17)

 このマルカメムシで、この秋に撮ったカメムシは全種紹介し終わりました。しかし、カメムシ以外ではまだ未掲載の虫が残っています。もう暫く虫の話を続けることが出来そうです。

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