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2007年12月20日 (木)

ナミハナアブ

 この秋に撮った写真も愈々少なくなって来ました。・・・と言う訳で、最普通種の登場と相成ります。ナミハナアブ、アシブトハナアブと並んでこの辺りで最も普通のハナアブです。

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菊の花にやって来たナミハナアブの雌
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/11/19)

 7丁目にある家庭菜園の横に植えられている菊の花に来ていました。既に紹介した、ホソヒラタアブナミホシヒラタアブを撮影したのと同じ場所です。晩秋になると、午後の陽が当たるキク科の花には、この様なハナアブ類が沢山集まり、花粉を舐めるのに余念がありません。
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ナミハナアブの雄.複眼が互いに接している(2007/11/19)

 同じハナアブ科に属していても、ヒラタアブ類の幼虫はアブラムシやハダニ等を次々に血祭りに上げる勇猛果敢な蠕虫ですが、このナミハナアブやアシブトハナアブの幼虫はオナガウジ(尾長蛆)と呼ばれ、淀んだ汚水に棲む「不気味な」生き物です。ハナアブ類には、以前に紹介したシロスジベッコウハナアブの様なスズメバチ類の巣に寄生する仲間もあります。
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ルリマルノミハムシと睨めっこする(?)ナミハナアブの雄(2007/11/19)

 ハナアブ類の雌雄は、左右の複眼の間が離れているか否かで簡単に見分けることが出来ます。最初の写真の個体は複眼の間が離れており、これは雌です。他の3枚の写真は何れも複眼が接しており、雄です。
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ナミハナアブ(雄)の複眼.眼に毛が生えている(2007/11/19)

 最後に複眼の拡大写真を示しておきました。複眼に毛が生えているのが分かります。ハナアブ類には眼に毛の生えている種類がかなり居り、種の判別にも利用されます。
 しかし、眼に毛が生えていて邪魔にならないのか、何時も不思議に思います。

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コメント

見慣れたハナアブも、じっくり見ると面白いですね。複眼の模様まで映っていて凄いです。
複眼の下についているピラピラしたものは触角なのでしょうか?

投稿: yamasanae | 2009年11月 5日 (木) 08時42分

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