イトカメムシ
先日、家の道路に面したところに植えてあるコナラにイトカメムシを見付けました。これは既に別のWeblogに掲載してあるのですが、写真がよく撮れているので、此方に大判の写真を出すことにしました。
写真をクリックすると、別枠に1024×768ピクセルの写真が表示されます。
![]() コナラの葉裏に居たイトカメムシ(2007/11/07) |
イトカメムシ自体は珍しくない様ですが、体長6~7mm、幅は0.6mm位ですから、細すぎて居ても中々気が付かないのではないでしょうか。この個体の場合は、翅が反射でキラリと光ったので、その存在が分かりました。
イトカメムシは、手元の図鑑には植物寄生性と書いてあります。しかし、最近捕食性がかなり強いことが分かってきた様です。このイトカメムシの居たコナラの葉は、正体不明の小さな虫(カイガラムシ?)に集られて変色しており、とてもカメムシの餌になるとは思えません。イトカメムシは、その正体不明の小さな虫の幼虫を捕食するために、此処に居たのではないかと思います。
![]() 斜めから見たイトカメムシ(2007/11/07) |
もう少し色々の角度から撮りたかったのですが、枝が跳ね返った拍子に、カメムシは下の茂み中へ落ちてしまいました。こう言う小さな虫を、茂みの中から探し出すのは、一寸無理の様です。
なお、近縁のヒメイトカメムシも少し前に掲載しました。こちらはプラタナスグンバイが沢山居るプラタナスの葉裏に居たものです。プラタナスグンバイを捕食していたのかも知れません。
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