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2007年11月29日 (木)

ナシケンモンの幼虫(黒色型、褐色型)

 今日は久しぶりに毛虫君の登場です。10月に撮った写真なので、以前から出そう出そうとは思っていたのですが、カメムシに押されてついつい遅くなってしまいました。
 ヤガ科、ケンモンヤガ亜科のナシケンモンの幼虫です。毛むくじゃらで長毛もあり、如何にも毛虫の中の毛虫と言った感じです。

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オオイヌタデの葉に居た脱皮したばかりのナシケンモンの幼虫
(黒色型:終齢).下に脱皮殻が見える
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/10/11)

 場所は「四丁目緑地」です。主にオオケタデ(オオベニタデ)に付いていましたが、オオイヌタデに居たものもあります。名前は「梨ケンモン」ですが、およそ食物スペクトルの広い毛虫で、双子葉木本、双子葉草本から単子葉植物まで殆ど何でも食べてしまいます。
 オオケタデの葉は、一月後には丸坊主になっていました。カナブンなども少しタデ類に集っていましたが、主犯はこのナシケンモンの様です。
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オオケタデの花を食べるナシケンモンの幼虫(黒色型:多分4齢)(2007/10/04)

 幼虫は春から出現するそうです。しかし、10月頃特によく見かける毛虫です。昨年の秋には、我が家の庭にも居ました。
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褐色型の終齢幼虫.脱皮直後(2007/10/05)

 普通見かけるのは、黒が基調の黒色型です。しかし、上の写真の様に褐色型も居ます。
 褐色の若齢幼虫も居ました。私の好みから言えば、褐色型よりも黒色型の方が配色が良いと思います。
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褐色型の若齢幼虫(2007/10/05)
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上の個体を横から見たもの(2007/10/05)

 昨年秋、我が家の庭に居た個体は、直ぐに姿を消してしまって、毛虫君の顔の拡大を撮る機会がありませんでした。そこで、今回は褐色型の終齢幼虫(三番目の写真と同一個体)の顔を等倍接写してみました。下の写真はその部分拡大です。写真をクリックすると、別枠に横幅750ピクセルで表示されます。ぜひ、拡大して毛虫君の顔を見てやって下さい。
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ナシケンモン君の顔(褐色型:終齢)
(クリックで拡大表示、他の写真も同じ)
(2007/10/05)

 なにか、獅子舞のオシシの様な感じですが、毛が多過ぎて、顔が余りよく見えないのが難点です。
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コマユバチに寄生されて死んだナシケンモンの若齢幼虫(2007/10/05)

 「四丁目緑地」のタデ類には、ナシケンモンの幼虫がかなりの頭数居ました。これだけ居れば、その捕食者、寄生者がやって来て当然です。中には、上の写真の様に、コマユバチに寄生されて死んだ個体もありました。

 ナシケンモンは蛹越冬だそうです。ここに登場した毛虫君達も、捕食者、寄生者にやられなければ、今頃もう蛹になって、やがて来る春を待っているはずです。

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