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2007年11月11日 (日)

ヒメナガカメムシ

 今日はまた、「四丁目緑地」に居たカメムシを紹介します。ヒメナガカメムシ、ナガカメムシ科に属す体長約4mmの小さなカメムシです。
 このカメムシは、これまで紹介したカメムシとは異なり、イネ科の雑草には全く居らず、殆ど枯れかかったオオイヌタデの花穂にしか居ませんでした。手で触るとボロボロと崩れる様な花穂です。

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オオイヌタデに居たヒメナガカメムシ.タデの花穂に糸が絡んでいる
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/10/17)

 ところが、妙なことにこのカメムシの居る所には、蜘蛛の巣の様な糸が絡んでいて、花穂が崩れ落ちない様になっています。写真にもこの糸が沢山写っています。
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少し斜めから見たヒメナガカメムシ(2007/10/17)

 糸を吐いたりお尻から出すのは、クモ、ハダニ、蝶や蛾の幼虫、クサカゲロウ、ある種の寄生バチなどが挙げられますが、その何れも全く見ていません。
 一方、このヒメナガカメムシが沢山いるオオイヌタデには必ずこの糸が見られました。カメムシが糸を出すとは考えられませんが、一体どういうことでしょうか?
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交尾虫のヒメナガカメムシ.糸が沢山見える(2007/10/17)

 幼虫と思われる仔虫も沢山居ました。5齢幼虫は成虫よりもお腹が大きい様です。
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ヒメナガカメムシの成虫(色が黒い)と5齢幼虫(2007/10/11)

 更に若齢の幼虫も写っていました。オオイヌタデの花穂に居るヒメナガカメムシの成虫は、肉眼ではタデの花の粒に紛れて何処にいるのか良く分かりませんが、マクロレンズで見れば間違えることはありません。
 しかし、下の写真の左下に写っている若齢幼虫などは、カメラで覗いていても気が付かないほど立派な保護色になっています。タデ類との歴史が長いのかも知れません。
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ヒメナガカメムシの5齢幼虫と若齢幼虫(2007/10/11)

 9月末から既に、「四丁目緑地」に居たカメムシを9種、その他の地域にいたカメムシを3種紹介しました。これからも、カメムシはまだ続きます。

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