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2007年10月27日 (土)

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ

 「四丁目緑地」のタデ類に集まるカメムシの中で、最も数の多いのはヨツボシヒョウタンナガカメムシでした。前回の「タデに集まるカメムシ」に掲載した最後の写真に写っているのは殆どが、このカメムシです。
 体長は6~7mmでかなり小さく、これがもっと小さい幼虫と一緒にオオイヌタデの花穂に無数と言っても良いほど集っているのですが、1種の保護色になってしまって、よ~く見ないと居るのか居ないのか分らない程です。

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オオイヌタデに集るヨツボシヒョウタンナガカメムシ
(クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/10/11)

 「ヒョウタン」の名が付くのは、胸部に括れがあり、虫全体がヒョウタン型に見えるからでしょう。ナガカメムシ科にはヒョウタンの名が付くカメムシが沢山居ますが、分類群としての「ヒョウタンナガカメムシ」と言うのは無い様です。
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同.少し斜めから見たもの(2007/10/11)

 このカメムシは前肢腿節が太くなっています。サシガメ科やナガカメムシ科には、こう言うカメムシがかなり居ます。サシガメの場合は獲物を捕まえるのに腕力が必要なのかも知れませんが、ナガカメムシの場合は何故こうなっているのか良く分かりません。或いは、イネ科の芒(のぎ)をかき分けるのに力がいるのでしょうか。
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裏側から見たヨツボシヒョウタンナガカメムシ
前肢腿節は太くて黒い
(2007/10/11)

 タデばかりでなく、エノコログサ(ネコジャラシ)にもこのカメムシが沢山来て居ました。イネを吸汁することもあり、斑点米の原因になるそうです。しかし、Internetを検索しても駆除に関することは殆ど出て来ませんでしたから、大した悪さはしていない様です。写真は沢山あるので、3枚連続で載せておきます。
 何時も思うことですが、小さいカメムシにとって、イネ科の芒や植物の毛と言うのは、随分邪魔な代物の様です。植物にとっては、それだけ役に立っていると言うことでしょう。
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エノコログサの上を歩くヨツボシヒョウタンナガカメムシ.その1(2007/10/04)

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エノコログサの上を歩くヨツボシヒョウタンナガカメムシ.その2(2007/10/04)

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エノコログサの上を歩くヨツボシヒョウタンナガカメムシ.その3(2007/10/11)

 次回もやはりカメムシを紹介します。暫くカメムシが続く予定です。

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