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2007年10月17日 (水)

オオヨコバイ

 今日の主人公はオオヨコバイです。体長約1cm、ヨコバイとしては大きな方で「大横這」の名を貰っています。撮影したのは先日のクビキリギスと同じ4丁目にある空き地ですが、「三丁目緑地」にも「四丁目緑地」にも沢山居るこの辺りでは最も普通のヨコバイです。

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オオヨコバイ.複眼の間にある黒い2つ斑紋の左右に
白い単眼が見える.(クリックで拡大写真表示、以下同じ)
(2007/09/23)

 イネ科の植物が好きらしく、草むらに行くと必ずと言っても良い位居ます。しかし、我が家の様な住宅地のど真ん中では昔から見たことがありません。住宅地の中に居るヨコバイは、もっと大きなツマグロオオヨコバイだけの様です。
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横から見たオオヨコバイ.脚には棘が多い(2007/09/23)

 イネ科の植物が好きらしいのですが、Internetで検索しても「オオヨコバイによる被害」とか「オオヨコバイの駆除」と言う様な題目は見当たりません。農業上問題になる虫ではない様です。
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オオヨコバイ.その3(2007/09/23)

 ヨコバイに似た虫にハゴロモ、ウンカがあります。しかし、ヨコバイはセミやアワフキムシに近く、ハゴロモ、ウンカとは少し離れた仲なのです。上の写真で、複眼の間に白い単眼が見えますが、ハゴロモ、ウンカでは単眼は複眼の下の方にあり、上からは見えません。また、ヨコバイ類には肩板がありません。脚基部の構造にも違いがあるのですが、これは捕まえてみないと一寸分からないでしょう。
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真っ正面から見たオオヨコバイ.口吻がよく見える
(2007/09/23)

 ヨコバイ類は沢山居ても写真を撮るのが結構厄介な虫です。葉裏に止まることが多いし、枝などに止まっても近づけばクルリとその反対側に逃げてしまいます。こう言うときは、横に這って回り込むので、ヨコバイの名があるのでしょう。
 小さな虫なので、余り細かく見る機会は少ないと思いますが、写真に撮って拡大すると、中々おどけた顔をしています。
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オオヨコバイの顔は一寸おどけている(2007/09/23)

 子供の頃には仙川や野川沿いに水田もあって、イネの害虫として有名なツマグロヨコバイやその他のヨコバイ類が色々居ました。しかし、今ではこのオオヨコバイとツマグロオオヨコバイの2種しかこの辺りには居ない様です。

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