オオカマキリ
先日、「四丁目緑地」に生えているオオケタデの花に居たハラビロカマキリを紹介しましたが、オオカマキリも1頭来ていました。
ハラビロカマキリと較べると、体長は1.5倍位あり、顔つきも口が尖っていて、何となくガラが悪い感じがします。
![]() オオケタデの花からぶら下がるオオカマキリ(2007/10/04) |
この辺りで最も普通のカマキリは、ハラビロカマキリの様で、此処のオオケタデの花には3頭も来ていました。コカマキリはハラビロより少なく、オオカマキリはもっと少ない様です。今年は、此処と我が家の2個所でオオカマキリを見ましたが、昨年は見ていません。
![]() オオカマキリの顔.口が尖っている(2007/10/04) |
細長くて大きなカマキリには、オオカマキリの他にチョウセンカマキリと言う種類もあります。外観は互いによく似ていますが、左右の前肢基部の間が、下の写真の様に黄色いのはオオカマキリで、赤っぽければチョウセンカマキリです。また、ここに掲げた写真からは分かりませんが、オオカマキリでは後翅の全面に模様があるのに対し、チョウセンカマキリでは透明な部分が多く、模様は一部にしか有りません。
![]() 構えるオオカマキリ.前肢基部の間が黄色い(2007/10/04) |
オオカマキリはハラビロカマキリとは異なり、徘徊して獲物を捕らえる傾向が強い様です。ハラビロカマキリは何回行っても同じところで待ち伏せていましたが、このオオカマキリは、次に行ったときには、もう何処にも見当たりませんでした。
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