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2007年9月28日 (金)

オオタバコガの幼虫

 今日は、前回掲載した「四丁目緑地」のオオケタデ(オオベニタデ)の花に付いていた芋虫を紹介しましょう。花を食べていた様です。体長25mm位で、緑色の下地に中々洒落た繊細な縞模様が浮いて見えます。これは緑色型なのでこう言う色をしていますが、他に黄褐色型もあります。また、この写真では縞模様が明確ですが、変異が多く、縞が消失する個体もあるそうです(写真をクリックすると横幅750ピクセルの拡大写真が別枠で表示されます)。

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オオケタデの花を食べるオオタバコガの幼虫(2007/09/23)

 オオタバコガは同属近縁種のタバコガと並んで、農作物の害虫として知られています。タバコガがナス科の植物しか食べないのに対し、オオタバコガは野菜の他に、花卉、果樹、穀類の蕾、芽、葉、花、更に若い果実まで食べてしまう、かなり困り者の虫の様です。まァ、オオケタデの花を食べる分には別に構いませんが・・・。
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真上から見たオオタバコガの幼虫(2007/09/23)

 かなり活発な芋虫で、写真を撮っている間にも盛んに移動し、撮影には少し苦労しました。
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花の上を活発に歩き回る(2007/09/23)

 オオタバコガはヤガ科、タバコガ亜科に属します。成虫はヤガ科らしく胴体の太い蛾で、開長約35mm、前翅の表は灰黄褐色をしています。昼間に訪花することも多い様です。
 日本ばかりでなく、南北アメリカ大陸を除いた世界中の熱帯、温帯に広く分布し、世界的にはワタの害虫として知られているそうです。日本では94年、95年に大発生し、それ以降その数が増えて全国的な問題となっているとのことですが、アメリカシロヒトリの様な外来種ではなく、昔から日本にいる蛾の様です。最近数が増えているのは、これも温暖化に伴う現象の一つかも知れません。
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前半部の拡大(2007/09/23)

 オオケタデに集まる虫の第1回目は芋虫でした。この花にやって来る蝶やアブは既に掲載済みの種類が多いので、今後も少し変な虫ばかりを紹介することになるかも知れません。

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コメント

ガーベラの花から出てきた幼虫。。。
まさか~オオタバコ蛾の幼虫とは・・・
殆ど花は食べられてしまいました。
子供は成虫になるまで育てたいと言うので、育てることにしました。
花がなくなったので今度は、どんな花を与えたら良いのでしょうか?
体長3cmになりました・・・

投稿: 小川ひろみ | 2009年8月 3日 (月) 08時36分

こちらでははじめまして。
もうひとつサイトをお持ちだったんですねー。すごい~~。
教えてくださってありがとうございました。
しかも、○天のとはコンテンツが違うみたい?
おほほ!こちらも図鑑代わりに使わせてくださいね(*^-^*)

オオタバコガの幼虫、きれいですね。模様が凝ってるし。
私んちのトマト風呂に入ってる子は、黒い模様がなかったけど、あの子もオオタバコガの幼虫なのかな・・?

投稿: かほ(*^-^*) | 2007年10月23日 (火) 11時05分

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