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2007年6月15日 (金)

ヒメコウゾ

 春に明正小学校に隣接する三丁目緑地に行ったとき、ヒメコウゾの木を見付けました。丁度花が咲いていましたが、その写真は掲載しないままお蔵になっていました。

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ヒメコウゾの花.栗の毬の様なのが雌花、丸いのが雄花
(写真クリックで拡大表示、以下同じ)
(2007/04/26)

 今丁度、果実が熟ていますので、実と一緒に花の写真も載せることにしました。
 ヒメコウゾはクワ科に属し、雌雄異花で雌花と雄花があります。栗のイガの様なのが雌花で、丸いブツブツのあるのが雄花です。雌花は枝先、雄花は枝の基部に着きます。
 和紙の原料になる「ヒメ」の付かない只のコウゾは独立の種ではなく、このヒメコウゾとカジノキの雑種なのだそうです。
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ヒメコウゾの花.開花中の雄花が見える(2007/04/26)

 ヒメコウゾの果実は、クワの実とは異なり、真ん丸で直径1.5cm、大きいものでは2cm近くあります。透明感のある綺麗な橙色で、宝石の様に輝いています。  食べてみましたが、とても甘く果汁に富んでいました。しかし、一寸青臭さがあり、見かけほど美味しくはありません。眺めるだけの方が良いようです。
 しかし、私が子供の頃ならば、まだ日本は貧乏でしたから、これでも喜んで食べたと思います。当時は、とても酸っぱいガマズミの実でさえ食べていました。
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鈴成りのヒメコウゾの果実.緑色のは未熟果(2007/06/11)

 未熟なものは熟したものの2/3位の大きさしかありません。どうやらヒメコウゾの果実は2重S字曲線(シグモイド)型の生長をするようです。
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ヒメコウゾの果実.未熟果はずっと小さい(2007/06/11)

 果物の生長の仕方には、S字曲線型と2重S字曲線型があります。2重S字曲線型の場合は、果実の大きさが生長途中で一旦止まり、成熟するときにまた急激に大きくなります。モモ、ブドウ、ブルーベリー等がこの型に属します。
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ヒメコウゾの果実の拡大.宝石のように美しい(2007/06/11)

 果実は非常に沢山成っていて、重さで木の枝が地面に付くほど垂れていました。明正小学校の直ぐ下ですが、今の子供達は誰もこの様な果実を食べたりしないようです。

[訂正] 雄花と雌花が逆になっていましたので訂正致しました。混乱を招いたかも知れません。お詫び申し上げます(2010/05/25)

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