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2006年11月27日 (月)

ツマグロキンバエ

 今回はまた国分寺崖線下の花に来ていた虫の続きです。今日はツマグロキンバエ。
 キンバエなどというと汚いところに集るハエの代表のようですが、このツマグロキンバエは専ら花にやって来ます。体長7~8mmの小さなハエです。この写真を撮ったセイタカアワダチソウに最も沢山来ていたのは、このツマグロキンバエでした。1株の花に20~30匹位いたのではないでしょうか。

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ツマグロキンバエ。その1(2006/10/12)

 ここでは「ツマグロキンバエ」としていますが、背中の青みが強いのと、少し茶色っぽい個体があるような気がします。1種類ではないのかも知れませんが、専門家ではないので何とも言えません。
 普通のハエと較べ、体長の割に高さ(厚さ)があるので、大きく接写しようとするとなかなか全体に焦点が合いません。かえって横から撮った方が綺麗に撮れるようです。
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ツマグロキンバエ.その2(2006/10/12)

 眼に奇妙な模様があります(下の写真)。これが何のためにあるのか、調べてみましたが良く分かりませんでした。何分にも複眼という機構の良く分からない眼に付いている模様ですから、人間には思いもよらない特別な意味があるのかも知れません。
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ツマグロキンバエ.眼に模様がある(2006/10/16)

 このツマグロキンハエは花の上か、稀に草などの葉の上にいるのを見るだけです。しかし、クロバエ科ですから幼虫が生活しているのは余り綺麗なところではないでしょう。調べてみましたが、これも良く分かりませんでした。動物の死骸に付くという話もありますが、これだけ沢山いるのですから、何処にでもあるごく普通の発生源が存在するはずです。
 それにしても、セイタカアワダチソウ1株に20匹以上もいるハエの生活史が良く分からない、というのは変な話です。もちろん、ハエの専門家は知っているのでしょうが・・・。

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コメント

はじめまして。

ツマグロキンバエで検索していたらこのブログに遭遇しました。

一応私はハエの専門家ですが、ツマグロキンバエの幼虫がどこで育つのか、まだ明らかになっていません。同属のハエにはバッタの卵を捕食したりほかのハエのウジを捕食しているものがいるので、捕食性だと考えられています。一説によると、アリの巣に寄生して幼虫を食べているのではともうわさされています。

ちなみに、最近庭土を掘り返したところに次々に飛来して産卵した観察例が報告されています。

投稿: ウミユスリカ | 2008年3月19日 (水) 22時52分

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