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2006年11月22日 (水)

オナガガモ(エクリプス)

 このところすっかり寒くなり、水鳥たちも季節に応じて繁殖羽に換わりました。綺麗になった雄鳥たちを紹介する前に、少し前の地味な雄鳥の写真を挙げることにします。私は200mmまでのレンズしか持っていないので、鳥ネタは限られます。まァ、一種の引き延ばし作戦です。
 今日は換羽前のオナガガモを紹介します。川は例によって仙川です。
 繁殖羽でない状態を「エクリプス(Eclipse)」と言います。エクリプスというと私などは天文の「掩蔽」の方に頭が行ってしまいますが、種の区別が明瞭な繁殖羽をエクリプス(隠)しているという意味でしょう。だから、エクリプスの状態では種の区別が難しくなります。

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オナガガモ.手前左が雌で他は雄(2006/10/12)

 オナガガモはカルガモと殆ど同じ大きさですが、尾っぽと首が長く、嘴も尖っています。換羽の前は雄雌が似通っていますが、良く見ると模様が違います。
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オナガガモ.手前が雄、奥が雌(2006/10/12)

 雌はやや全身が茶色がかった細かい模様をしていますが、雄の方は少し青みがかり、背中の模様はかなり大柄で、首の近くは模様が不明朗です(今日の写真はみな陽の当たる前に撮ったもので、少し青緑がかって妙な色具合になっています。これを補正すると、背景が真っ赤になってしまうのでギリギリのところで止めてあります)。
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オナガガモ.左が雄、右が雌.雄は嘴の色が良く分かるが、
雌はハッキリしない(2006/10/12)

 オナガガモの嘴は中央が黒く、両側が少し青みを帯びた灰色をしています。雌ではよく分からないことが多いようですが、雄では明瞭です(写真をクリックして拡大して見て下さい)。
 ですから嘴を見れば、エクリプスでも雄のオナガガモを容易に見分けることが出来ます。

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