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2006年11月25日 (土)

オオセイボウ

 今回も国分寺崖線下に居た虫の続きです。しかし、今日紹介するのはありふれたアブなどではなく、宝石の様に光り輝くハチ、オオセイボウです。この辺りでは昔から少ないハチで、出会ったときには「まだ居るのか」と感激しました。
 体長15mm位の比較的小さなハチです。「セイボウ」とは妙な名前ですが、漢字では「青蜂」と書くのだそうで、これで納得がいきます。
 外骨格(殻)が非常に固く、むかし標本にするとき虫ピンが刺さらなくて苦労した記憶があります。

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コセンダングサの花にとまるオオセイボウ
お尻が大きい(2006/10/12)

 このハチ、意外にも寄生バチなのです。スズバチというトックリバチに似たハチに寄生します。スズバチ(鈴蜂)です、スズメバチ(雀蜂)ではありませんよ!! 間違えている人が沢山居るようです。
 セイボウの仲間は他にも色々いますが、みな金属光沢を持ち、また、寄生性です。
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オオセイボウ.可愛い顔をしている(2006/10/12)

 ドロバチの類(スズバチ、トックリバチもこれに含まれます)は、以前と比べると非常に少なくなりましたが、なぜかスズバチだけはしばしば見かけます。我が家の庭にも時々来ますが、警戒心が強くなかなか良い写真が撮れません。
 ドロバチ類は、泥で壺状の巣を作り、幼虫の餌にする芋虫などを狩ってきてその壺の中に詰め込み、卵を産み付けます。オオセイボウは更にそこに卵を産むわけです。しかし、どうもその後がよく分かりません。スズバチの幼虫をまず殺してから芋虫を食べるのか、芋虫を食べるスズバチの幼虫に内部寄生するのか、或いは、芋虫を食べて大きくなったスズバチの幼虫を食べるのか・・・。ご存じの方が居られたらお教え下さい。
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コセンダングサの花に頭を突っ込むオオセイボウ.やや後ピン(2006/10/12)

 このオオセイボウは少し羽が破けています。一応は飛べますが、専らコセンダングサの上をあちこち歩き回っていました。歩く速度がけっこう速く、写真を撮るのは一苦労でした。
 しかし、久しぶりにオオセイボウの青色に輝く姿を見て、何故かとても晴ればれとした気持ちになりました。

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コメント

初めまして。
オオセイボウを検索していてこちらに伺いました。
一昨日、娘の自転車のライトにできていたドロバチの巣を考えもなく壊しました。
出てきたイモムシはほぼ同じ大きさ(約2センチ)ですが姿も形も違います。
とりあえず並べた画像を撮り、そのままなんの幼虫か調べ始めたのですが、1時間ほどあとに見ると、一方の脇にもう一方の頭がくっついていました。
敷いていた紙に染みができていますし、大きさに差がみられます。
体液を啜っているようです。
差が大きくなるばかりか、一夜明けた時には皮も残っていませんでした。
市内の昆虫館に問い合わせた結果、スズバチとオオセイボウの幼虫とのこと。
壊した時点ではほかになにもありませんでしたから、スズバチの餌は残っていなかったことになります。
またスズバチもオオセイボウもともに1匹です。

投稿: KIRICKL△ND | 2010年7月12日 (月) 19時16分

こんばんはあ
オオセイボウ 初めて見ました。
ぱっと見 なんか蜂に見えないなあ。
なんか玉虫に蜂の羽が付いてるみたい。
羽も羽の付き方も変に見える。
また覗きにきます。
ヾ(。´;ω`)o尸~~サヨ~ナリ~

投稿: 雨の日のすてねこ | 2006年11月26日 (日) 00時14分

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