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2006年10月 1日 (日)

ヘクソカズラ


 どういう訳か植物の名前は、動物(昆虫も含む)よりも複雑というか妙な名前が多い様です。

 動物の場合、黄色いアゲハチョウならばキアゲハ、大きなスズメバチであればオオスズメバチ、奄美諸島に棲む黒い兎であればアマミノクロウサギ・・・という様に色や形、或いは、生息地などで簡単に名前を付けてしまいます。

 ところが植物の方は、動物と同じ様な命名もありますが、オオイヌノフグリ(大・犬の陰嚢)、ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)、アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み)など、実に奇妙な名前が付けられているものがあります。


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ヘクソカズラ(2006/09/21)



 このヘクソカズラも「屁糞葛」ですから、相当酷い名前と言えるでしょう。確かに一寸臭いのですが「屁糞」と言うほど酷く臭い訳でもないし、大して強い匂いでもありません。

 花を見ればなかなか綺麗な花で、名前で随分損をしていると言えます。一体誰がこんな酷い名前を付けたのでしょう。

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ヘクソカズラの花(2006/09/21)



 ヘクソカズラは成城では余り見ない蔓草ですが、少し奥の方(調布市)へ行くと垣根とか柵に結構沢山絡んでいます。都市化するとやはり減るのかと思ったら、先日小田急線の新宿駅を出て直ぐの踏切近くに沢山生えているのを見付けましたから、かなり人工的な環境でも充分生育出来る植物の様です。

 このヘクソカズラにはホシホウジャクと言うスズメガの幼虫が付きます。スズメガと言っても普通のとは一寸違った洒落たデザインの蛾です。

 上の写真を撮ったところでは見つかりませんでしたが、別の場所に生えているヘクソカズラで探したところやはり幼虫が居ました。

 幼虫もスズメガの仲間としてはスマートで良い形をしています。ホシホウジャクの幼虫と成虫に付いては、また別の機会に紹介しましょう。


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